「嫌われる勇気」を読んで人間関係を改善しよう!

ベンジー
人間関係に悩みたくない

こんにちは。

ベンジーです。

今回は「嫌われる勇気」という本をご紹介させていただきます。

これも言わずと知れた名著。

この本をきっかけに読書が好きになったという方も多いのではないでしょうか。

私もこの本を発売されてすぐに読み、その内容の面白さと有益さに驚きました。

今回はこちらの本について、私の意見を混ぜながらお話していきます。

実際に本のご紹介をする前に、簡単な自己紹介をさせていただきます。

よければお付き合いください。

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ベンジー
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今回紹介する本の特徴

この本は、悩める「青年」である主人公と、哲学の人である「哲人」の対話形式で物語が進んでいきます。
青年が自分の抱える悩みを少しずつ打ち明けながら、哲人が悩みを解決するための考え方を教えていくという流れです。
対話形式なので、難しい話は基本的にありません。
2人の会話を通して大切な考え方を知っていくことになりますので、本が苦手な人もスラスラと読めると思います。
この本の良いところは、主人公である青年が哲人に対して、分かりやすく反論するところです。
その反論は見当違いなものではなく、アドラー心理学を学んだことのない初学者が考えてしまうような問題ばかり。
読みながら、まるで青年が私たちの意見を代弁してくれているような感覚になります。
そして、その感覚を残したまま哲人から色々なことを教わることになるので、本当に講義を受けているような気分になることでしょう。
まさにここが本書の面白い特徴だと思います。

この本から学べること

この本では以下のことを学ぶことができます。

  • アドラー心理学の基本的な考え方
  • 自分の責任と他人の責任の分離
  • どんな現状であれ自分が望んだ結果であるということ

本書を読むことでアドラー心理学に関する基本的な考え方は理解することができるはずです。

私はこの本をきっかけにして、アドラー心理学に関する書籍を何冊か読みましたが、本書の内容はあくまで入門レベルなのかと思います。

ですので、本書をきっかけにアドラー心理学について興味を持った人は他の書籍にチャレンジしてみるのも良いかもしれません。

本書を読んで一番学ぶことができるポイントは、「自分の責任範囲と他人の責任範囲を明確に分けて考える」ということです。

この考え方は仕事をするときに本当に役立ちます。

例えば、上司から経営報告資料を作成して欲しいとあなたに指示が出たとします。

あなたは指示された通りに作成したのですが、一部よく分からない部分があることを見つけます。

大切な箇所でもないので、あなたは特に上司へ確認しないまま作成した資料を上司へ送付。

上司も特に内容をチェックせずに、経営報告の場へ進んでしまいました。

結果、経営報告の場でハレーションが発生。

その原因となったのは、あなたが良く分からないまま放置してしまった箇所でした。

この場合、悪いのは誰でしょう?

多くの方は資料を作成した側を責めてしまうのかもしれませんが、上司も上がってきた資料をチェックする作業をまともに行っていません。

あなたが改善をするだけでは、この問題に関しては対策が不十分なはずです。

あなたが改善できる部分は改善するのは当然なのですが、全ての問題をあなたが抱える必要はないのです。

上司には上司の責任範囲において改善するべきところがあるのですから。

この例は分かりやすさを重視していますので、責任範囲も明確です。

ですが、ビジネスにおける問題の多くは基本的にこの考えに従って責任範囲を分離することができます。

大切なのは自分と他人の責任範囲を分けて考えること。

どんな人へおすすめか?

この本はどんな人へおススメかというと以下の人です。

  • 人間関係に悩んでいる人
  • 仕事が上手くいかずに悩んでいる人
  • 何かと抱え込んでしまいがちな人

本書は何かと抱え込んでしまいがちな人へ最適な本です。

普段、仕事をする中で周りのことを気遣いすぎてしまったり、何かミスをしたときに「自分のせいだ」と悩んでしまう人は多いと思います。

そうした方は本書を是非読んでみてください。

読むだけでも気持ちがとても楽になると思います。

かくいう私も何かと自分で抱え込んでしまうことが多いのですが、本書を読んで気持ちが非常に楽になりました。

自分の生活へ応用できること

本書は上述した通り、ビジネスにおけるテクニックを学べるというよりも「どう考えるべきなのか?」というマインドを身につけることができます。

ここで修得することができるマインドは、ビジネスだけでなくプライベートの人間関係でも効果を発揮するはずです。

具体的に言うのであれば、相手とコミュニケーションを取る時の距離感をどう取ればよいのか分かるようになるので、誰かと仲良くなる際にも必要以上に踏み込み過ぎるということはなくなるでしょう。

これは私の持論でしかないのですが、誰かとコミュニケーションを取る際に一番難しいのは他人との距離感をどれくらいまで詰めてよいのか?を知ることだと思います。

そして、その方法を教えてくれる機会はほとんどありません。

その意味で、本書はとても貴重な情報を読者に与えてくれる良書であると言えるのではないでしょうか。

ただし注意点も

本書を読む際には注意点があります。

それは本書の内容を他人に教えるときには普段以上に丁寧に伝える必要があるということです。

本書の内容を誰かに伝える際、端的に内容を伝えてしまうと誤解を生みがちです。

特に部下を持ったばかりの人は、本書の内容を部下へ伝える場面があるようなのですが、伝えるときには色々な例示を踏まえながら時間をかけて教えてあげるようにしましょう。

私の同僚も本書から感銘を受け、アドラー心理学を学び、その内容を部下へ伝えたようなのですが内容の一部が誤って伝わってしまっていました。

特に「自分と他人の責任範囲を明確に分ける」という点。

これは、ある程度仕事ができるようになってから、この考え方を取り入れると効果は抜群なのですが、何も分からない状態の人がいきなりこの考え方を取り入れようとすると却って逆効果になりかねません。

内容が間違ってしまった私の同僚の部下は、本当は自分の責任範囲とすべきところを他人の責任範囲だと考えてしまい、自分が成長できる幅を狭くしてしまいました。

一度身についてしまったことを矯正するのは本当に大変です。

だからこそ、本書の内容を誰かへ伝える時には特に注意するようにしてみてください。

おわりに

本書が発売されたのは2013年。

ビジネス書は毎年数えきれないほど発刊されますが、現在でも多くのビジネスマンを魅了して止みません。

私もこれまでに何度も読み返していますが、その度に新たな発見を得ています。

自分が置かれている状況や立場が変わるタイミングで本書を読むと、注目すべき箇所が変わるため本当に多くのことを学ぶことができるのです。

また、本書の続編ともいえる「幸せになる勇気」も発売されていますので、こちらも別記事でまとめていきたいと思います。

気になる方は是非本書を手に取って読んでみください。

ここまで読んでいただきありがとうございました。

今日はここまで。

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