「来年からは手帳を使って成長するぞ!」
「せっかくだから高い手帳を買おうかな!」
ちょっと待ってください。
やる気に満ち溢れているのは本当に良いことです。
しかし、手帳って挫折する人がほとんどなんです。
むしろ1年を通して1冊の手帳をちゃんと使い続けることができる人は数えるくらいしかいません。
かくいう私も相当多くの失敗をしてきました。
途中で挫折した手帳もたくさんあります。
その経験から手帳初心者が絶対に確認すべきことを今回お伝えしていきます。
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ベンジー ここでは管理人の私について少しお話させていただきます! *** どうも、こんにちは! 私は管理人のベンジーと申します。 まずは簡単に自己紹介です。 私のプロフィールはこんなかんじ。 […]
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既に手帳に慣れている方は今回の記事は読む必要はありません。
- これから手帳を始めようとしている人
- 手帳を使ってるけど何か上手く活用できていない人
こんな人達に向けて今回は書いていくつもりです。
それでは早速始めていきましょう!
あなたは習慣化が得意な人?
最初に確認すべきは自分自身に「継続力」があるかどうかです。
継続力がある人は、言い換えれば習慣化が得意な人。
手帳はどうしてもアナログツールなので、自動で書いてくれることはありません。
定期的に自分でコツコツを書き続ける必要があります。
「私は何をやっても続かないからダメかー」
なんて思う人もいると思いますが、そんなことはありません。
使う手帳の種類を変えれば良いのです。
- 習慣化が得意な人は、1日1ページの手帳のように、毎日コツコツ書くタイプの手帳を。
- 習慣化が苦手な人は、マンスリーかウィークリータイプのように定期的に書く手帳を。
ちなみに私は一番最初にマンスリータイプだけの手帳から始めました。
初心者のうちは、とにかく手帳を続けることが一番大切なので「なるべく楽に続けることができるボリューム」に抑えるのがおすすめです。
最近は1日1ページの手帳が流行っていますので、手帳初心者の方も手を出しがちなのですが大体失敗します。
あなたは手帳に何を書きますか?
次に確認すべきなのは、手帳に何を書きたいか?です。
ざっくりお話すると手帳に書くべきことは5つに分かれます。
- TODOリスト管理
- 予定管理
- 目標管理
- 価値観などの自己分析
- 体重などの記録
まず最初のうちは、5つのうち1つだけを選んで書いてみましょう。
1カ月くらい続けることが出来れば徐々に記載する項目を増やしていくのをおすすめします。
手帳を始めたばかりの人は、とにかくいろいろなことを手帳に書きたくなると思いますがグッと我慢。
そうすると、手帳を続けていくうちに、自分の中で手帳を書くときの「ルール」が出来てくると思います。
自分で決めたルールに従って少しずつ手帳に慣れていきながら、徐々に記載する項目を増やしたほうが負担に感じることなく手帳生活を続けることができるはずです。
あなたはどこで手帳を書きますか?
これも重要なポイントです。
あなたが手帳を書くとしたら、どこで書きますか?
仕事から帰ってきて、リビングでゆっくりと。
仕事の休憩に寄る喫茶店でさらっと。
手帳を書くタイミングは人それぞれです。
自分の生活に合ったタイミングを具体的に想像してみてください。
ちなみに私は一番最初のころは「電車で移動中に書く」と決めていました。
実際に使うシーンを考えることが出来たら、あなたが使うべき手帳のサイズが自然と分かります。
自宅でゆっくり書きたいという人は、A5サイズなどの比較的大きめの手帳でも問題ありません。
しかし、外出して手帳を書きたい人は可能な限りコンパクトな手帳にすることをおすすめします。
手帳が重たいと間違いなく持ち運びしなくなります。
もともと持ち運びする目的で手帳を使い始めた人は、持ち運ばなくなった瞬間に手帳を使わなくなります。
実際に私がそうだったんですよね・・・
どうせ手帳を使うならたくさん書きたいからと最初からA5サイズの手帳を買って、見事に撃沈しました。
その経験からも言えるのですが、手帳のサイズに迷っている人は、最初はポケットに入るくらいコンパクトな手帳から始めるべきです。
初心者はシステム手帳に手を出してはダメ
手帳は大きく分類すると2種類あります。
- システム手帳
- 綴じ手帳
厳密にいえばバレットジャーナルなどもあるので、もう少し細かくなるのですが、最初はこの2種類だと考えておくと良いでしょう。
これから手帳を始めようという方は、絶対にシステム手帳を選んではいけません。
なぜならシステム手帳は値段が高くて、玄人向けだからです。
システム手帳は、ルーズリーフみたいなもので、自分で好きなリフィルを組み合わせて1冊の手帳にすることができます。
自由度の高さが売りの手帳です。
しかし、手帳に慣れていない人は、そもそも何を書けば良いのかを見極めることができていないことがほとんど。
そうすると、システム手帳の高い自由度を使いこなすことができず挫折してしまいます。
その点、既定のフォーマットで束ねられている綴じ手帳は書き方もある程度決まっていますし、安価です。
綴じ手帳に慣れ、もっと自由にいろいろと書いてみたいと思ったときにシステム手帳を検討するのが良いと思います。
どうしても最初からシステム手帳にチャレンジしてみたいという方は、100円ショップとかでもシステム手帳が売られていますので、まずはそれで試してみましょう。
それでもシステム手帳が欲しいようであれば、ずっと愛用できるシステム手帳を購入すれば良いのです。
ぶっちゃけ1年目は普通のノートで始めるべき
これは本当に私個人の意見なのですが、手帳をこれから使い始めたい人は綴じ手帳すら買う必要はないと思います。
ぶっちゃけ市販のノートから始めたほうが良いです。
市販のノートを1冊買ってきて、自分の予定やアイデアをとにかく自由に書き殴ります。
書いた内容を毎日のように読み返して頭の中を整理することが出来れば、それは立派なあなただけの手帳です。
いわゆるバレットジャーナルと言われる使い方なのですが、私はこのやり方が本当に楽で好きでした。
バレットジャーナルについて、別の記事で詳しくご説明しますので今しばらくお待ちください。
記事が出来るのが待てない!という方は、この本を読むと使い方がすぐにわかります。
めちゃくちゃ良い本なので電子書籍じゃなくて、是非紙の本で読んでみてください。
もし、ノート1冊から始めたいという方がいるのであれば、おすすめしたいノートはこちら。
・ロルバーン(Mサイズ)
・ロルバーン(ミニ手帳)
ロルバーンのノートは安い、書きやすい、使いやすいの3拍子が揃っています。
控え目に言って最高のノートです。
文房具屋さんに行けば、どこでも入手できる点も素晴らしいですよね。
しかも、書き終わった後は必要なページだけを外して保管しておくこともできる点も最高です。
サイズの展開も豊富なので、本当におすすめ。
手帳初心者におすすめするならコレ!
ここからは、いくつかのパターンに分けて手帳初心者におすすめする手帳をご紹介します。
前述した通り、手帳初心者にはシステム手帳を私はおすすめしませんので、綴じ手帳のみとなります。
毎日手帳をコツコツ書きたい人
毎日コツコツと手帳を書きたい人は、1日1ページの手帳をおすすめします。
特に私がおすすめするのは以下の3つです。
- ほぼ日手帳
- EDIT
- ジブン手帳
この3つの手帳は非常に有名なので、聞いたことがあるのではないでしょうか。
私がおすすめする理由は、主に手帳に使われている紙が良いのと、少しくらい雑に使っても壊れないからです。
それぞれ、サイズが色々と展開されていますので、自分の用途に合ったサイズを選ぶようにしてください。
***
・ほぼ日手帳(オリジナル)→文庫サイズ
・ほぼ日手帳(カズン)→A5サイズ
・EDIT(B6変型)
・EDIT(A5正寸)
・ジブン手帳(B6スリム)
・ジブン手帳(A5スリム)
手帳を持ち運んで定期的に書きたい人
ここからは外出しているときに手帳を書きたい人におすすめする手帳をご紹介します。
外出するときに使用する手帳は、軽さとコンパクトさを重視していますので、同じような形であれば他の商品でも良いと思います。
・能率手帳(普及版)
能率手帳の中でも「おじさん手帳」として有名な商品です。
サイズも丁度良く、持ち運び手帳には最適だと思います。
ただ、カバーが少し安っぽさを感じる手触りなので、高級感を持たせたい人は以下のものが良いでしょう。
・能率手帳ゴールド(普及版)
これは上で紹介した手帳の上位モデルです。
手帳の中身は一緒なのですが、カバーに本革が使われているだけでなく、使用されている紙が高級なものになっています。
値段が高いのがネックですが、1年使い続ける覚悟がある人におすすめしたい商品です。
・高橋手帳(ウィークリー)
スーツの胸ポケットにも入るサイズで、書くことが出来るスペースが多いので、頻繁にガリガリ書き込んでいきたい人におすすめです。
私も何度かお世話になりましたが、コスパ最高の手帳だと思います。
・ほぼ日手帳MEGAウィークリー
上でご紹介した、ほぼ日手帳のウィークリータイプです。
大きさがコンパクトになっただけでなく、メモを書くページが多いモデルです。
メモが多くないタイプもありますので、好きなほうを選べば問題ありません。
・ほぼ日手帳ウィークリー(通常版)
私がもし、今から手帳を使い始めるのであれば、ほぼ日手帳MEGAウィークリーか高橋手帳(ウィークリー)を使うと思います。
「手帳」のイメージにピッタリ合うデザインなので、すんなり使うことができるはずです。
まずは安価なものから始めてみましょう!
手帳には沼があります。
その沼にハマってしまうと本当に抜け出せなくなります。
手帳は1年に1冊あれば普通は問題ないのに、何冊も何冊も買うことに・・・
私のようによっぽど手帳が好きでコレクションしてるくらいであれば問題ないと思いますが、これから手帳を始める方はそうなる必要は全くありません。
まずは安いものから絶対に始めることをおすすめします。
安い手帳でも使い込んでいくと愛着がわきますし、何より使っていると段々と不満が出てきます。
その不満が出てきたときに、次の年では不満を解消できるような手帳を探せば良いのです。
それを繰り返していくと、段々と手帳が自分の生活に馴染んでくると思います。
是非、手帳生活を楽しんでください。