今回、『「数字で考える」は武器になる』を読みましたので紹介したいと思います。
この本、かなりおススメです。
全ビジネスマンに読んでほしい本です。
この本を読むことで「数字を使うってこういうことなんだ!」というのが分かると思いますし、数字を使いこなしている自分の将来をイメージすることができると思います。
あまりにも面白い本だったので、あっという間に読み終わってしまいました。
それくらい熱い本でした。
さっそく始めていきたいと思いますが、もう少しだけ。
本のご紹介の前に、簡単な自己紹介をさせていただきます。
よければお付き合いください。
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ベンジー ここでは管理人の私について少しお話させていただきます! *** どうも、こんにちは! 私は管理人のベンジーと申します。 まずは簡単に自己紹介です。 私のプロフィールはこんなかんじ。 […]
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この本の特徴
本書はタイトルの通り、「仕事で数字を使う」ということにフォーカスしたものです。
他のビジネス書でも「数字」を使う大切さを説いたものは多いのですが、私がこれまでに読んだ中でも本書はわかりやすさが段違いです。
単に「数字を使うことが大切だよ!」というだけではなく、具体的に仕事でどうやって使うことができるのか?も丁寧に解説してくれています。
思えば、私も新卒時代から先輩や上司に「数字を使え!」と何度も言われたことがありますが、実際にどうやって使えばよいのか分からないんですよね。
何をどうすれば良いか分からないけど、とりあえずやってみて「全然違う!」と叱られる。
明確な答えは貰えずに「何で分からないの?」という雰囲気を出される。
こうした経験を何度も繰り返すことで段々と数字を使うことを覚えてくると思いますが、それだと効率が悪いですよね。
そう感じる人は今すぐに本書を手に取ってみてください。
この本から学べること
本書を読むことで以下のことを学ぶことができます。
- 数字を使うために必要なタスクの因数分解方法
- 必要な仕事かどうかを見極めるROI思考
- 数字に隠れた裏情報の読み方
- 数字を使った見える化の具体的なやり方
この中で私が特に勉強になったと感じるのが「ROI思考」です。
ROIとは「Return On Investment」の略です。
投資などで使われる用語なので、ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか。
それを仕事に応用した考え方です。
この思考方法では、仕事を、すぐにリターンを得られる仕事と投資的な仕事に分けて考えます。
こうすることで、自分が一番多くのリターンを得るためには、何の仕事をやるべきなのか?を考えることができます。
大切なのは、具体的に得られるリターンを数字で考えること。
言われてみれば単純な話なのかもしれませんが、本当に目から鱗でした。
どんな人へおすすめか?
この本は以下の人へおススメです。
- 仕事はできるつもりなのに評価されていないと感じている人
- 自分の考えを正しく伝えられるようになりたいと考えてる人
- 評価されるビジネスマンの考え方を知りたい人
よく言われることでもありますが、数字には分かりやすさという魔力があります。
分かりやすいが故に誰とでも共通認識を分かりやすく作り出すことができ、だからこそ会社でも数字を使うことが重視されます。
中には私のように数字を使うことに苦手意識を持っている人も多いのではないでしょうか?
それを克服するためには、怖がらずに数字をたくさん使うしかありません。
大変に思うかもしれませんが、それをすれば明確な成果を出すことができます。
周囲からの評価も変わります。
そのための方法は本書に書かれています。
最初の一歩として、まず本書を読んでみるのはいかがでしょうか。
自分の生活へ応用できること
前述したようにビジネスに特化している本ですので、自分自身の生活へ応用できる範囲は少ないと思います。
ただし、上にも書いたROI思考は私生活においても重要な考え方になるはずです。
自分の日々の行動に対して、「今じぶんが一番求めていることは何か?」を考え、自分が今からしようとしている行動は本当に「今やるべき」なのか?
こうやって考えるクセを身に着けることで、本当に大切なことにだけ集中した行動をすることができるはずです。
私も経験がありますが、疲れているのに無理して遊びに出かけたり…勉強しなければならないのにダラダラしてしまったり…
こうした日々の行動を改善するためにもROI思考は役立つはずです。
ただし注意点も
この本でも書かれていますが、数字を使うためには、ある程度の「基礎」が必要です。
その基礎とは簡単に言ってしまえば、最低限のレベルでも良いので仕事ができること。
仕事で作業をする上で、何が求められているのか?どういう背景で仕事を依頼されているのか?
このような基本的な情報を整理する習慣は身に着けておく必要があります。
これが私の考える「最低限のレベルで仕事ができる」ということです。
少なくともこれが身についていない状態では、数字の魔力を最大限引き出すことはできないと思います。
おわりに
数字で物事を考える習慣を身に着けることができれば、どんな相手に対しても自分の考えを正しく伝えることができます。
これから仕事をバリバリ頑張りたいと思っているひとにとっては非常に魅力的なことですよね。
加納であれば新卒時代の私にこの本を送りたいくらいです。
それくらいおススメな本書を是非手に取って読んでみてください。
気になる方は購入した人たちのコメントを参考に読んでみると良いと思います。
私だけでなく実際に読んだ人の感想を聞くだけで本書の魅力を更に分かってもらえるはずです。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
今日はここまで。
もっとたくさん本を読みたい人へ
私は本を読むのが大好きです。
自己紹介にも書きましたが、年間1000冊ちかくの本を読みます。
1日に3冊くらいのペースですね。
紙の本も大好きですが、最近ではKindle unlimitedやFlierで読むようにしてます。(本代を抑えるため・・・)
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Flierについては、別の記事にもまとめていますので、合わせて読んでみてください。